【本紹介】飼育員達の動物の「知」を感じる証言
今日は最近読んで面白かった本を
紹介します。
今日紹介するのはこの本!
動物たちの愉快な事件簿
ユージン・リンデン著
野中香方子・訳
- 作者:ユージン・リンデン
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 単行本
読んでくださってるみなさんは
「動物かしけぇ〜!!!」
「進化すげぇ〜!!」
「いきもの半端ないって!」
って思うの、お好きな人多いのでは?
でもああいうのって
「あの動物がそんなのすんのか?
美化しすぎじゃね?」って
にわかには信じがたい話が
多かったりしません?
でも大丈夫!
この本はなんと世界中の
「 動物園の飼育員さんの証言 」
「 水族館の飼育員さんの証言 」
をまとめて紹介してくださいます!
あらすじとしては
書斎の窓からリスを観察していた
著者の自然系ジャーナリスト
ユージン・リンデン氏は
リスがどんぐり貯蔵庫を荒らされた
カケス(鳥)の巣に逆襲を果たすため
殴り込みにでかけた(やり方893かよ…)
のを目撃する。
そこから
動物の恨みなどの感情から、
襲い返そうという思考力に気づき、
動物たちの知恵の話って
引き寄せられるよね〜♡
と感じる。
そこでジャーナリズム的
感性が沸き立ち、
動物園、水族館の飼育員達から
飼育員に数珠つなぎで
紹介してもらうと同時に
テッパンエピソードを聞く日々が始まる。
っていう本なんですね!
んでね、この本の動物たちが
逃げること逃げること。(笑)
知恵どうこうの前に
「ドア閉めたか?」って言いたくなるくらい
見事にやられたエピソードが大集結してます。
こういう動物の知恵本にしては珍しく
チンパンジーよりオランウータンを多用してるのも
面白いですよ。
ネタバレなので
詳しくは言わないですけど
「あいつら自分が毛むくじゃらなの
分かってますわ(゚д゚)!」
あと知恵といえば
頭脳を持て余す動物たちの
「いたずら」 にも注目した
エピソードも入ってます。
飼育施設の真後ろを通る電車の音が
大っ嫌いなゾウとのいたずらと
騒ぎになるからやめてほしい動物園の
攻防戦など、
人 と の知恵比べも収録されており、
「いや、俺or私より頭ええやん!」
「脳みそ入れ替えたら征服されそうやな」
「もう無理ゲーやんこれ」
なんて思わせるものも盛りだくさん!
是非ご一読を!!!!!!
- 作者:ユージン・リンデン
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 単行本
フット後藤さん
「この本あなたはどのくらい
関与してるんですか?」
多目的トイレおじさん
「一切関わっておりません。
渡○の愉快な宣伝簿です。」